山田辰夫さんを送る会
2009年7月26日 名俳優として名を馳せた山田辰夫さんが亡くなられた。
今日(9月12日)に、滝田さんたちが発起人となり送る会が開かれた。
ボクは、『おくりびと』でご一緒させていただいただけだが、
お声がかかり、のこのこと出掛けて行った。
「ボクなんかが行ってもいいモノだろうか……」と思ったけど、
そこはまぁ案内状をいただけたので、いち映画ファンとして参加しようと思った。
会場に行くと献花から入り、滝田さん、若松節朗さんの挨拶、続いて中井貴一さんの献杯の挨拶で始まった。
みなさん、とてもいいお話をいただいた。
中井さんのお話では、思わず涙が出そうになった。
しんみりとしていて、それでいてとても温もり暖かさを感じるとてもいい会だった。
今日の会とは直接関係ないが、先だって行なわれた「おくりびと」の米国アカデミー賞受賞記念祝賀会の様子がふと思い出された。
あのとき、スタッフ・俳優さんはみなが壇上にあがり、オスカー像を手にひと言喋らされた。
山田さんの番。
山田さんは、しっかりとオスカー像を握りしめ、しげしげと眺め、
喜びを隠しきれない様子で笑みをこぼしていた。
山田さんと滝田さんは高校の同級生だという。
その同級生が撮った映画に自らが出演し、それがオスカーをもらったということは、
山田さんにとっても感無量だったのだろう。
ボクの記憶が確かならば、あの時、山田さんは「監督、ありがとう」と言ったと思う。
今にして思えば、ご自分の死期を分かっていた山田さんにとって、
その「ありがとう」には色々な思いが詰まっていたのだろう。
それを思い出すと涙が出そうになる。
んーーー、もっと色々書きたい気もするけど、なんだかね……うまく書けない、ダメだね(苦笑)
山田辰夫さん……あっちでもいい映画に出て下さいな。
こっちの映画界の末席から、そうお祈り申し上げます。
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