『おくりびと』効果
昨日、映画『おくりびと』について書いたら、
普段は2、3人しか訪れないこのブログが大勢の方々で賑わったw
『おくりびと』様様だ(笑)
ちょっと面白いので、超個人的『おくりびと』米国アカデミー賞ノミネートお祝い記念として、
ボクが覚えている印象的な出来事を書いてみようと思う。
昨日、現場プロデューサーだったW氏に、電話した。
「おめでとうございます。(米国アカデミー賞)授賞式行くんですか?」
「行くよー。自腹で!」
「えぇぇえ!?自腹なんすか!?」
「そうだよー、自腹だよー。(招待枠が)2つ、3つしかないんだよー」
「うわぁ、大変だぁ」
W氏は、滝田監督が絶大なる信頼を置いている方である。
いつもちょっと眠そうな顔で自信なげなのだが、芯はとても頑固でテコでも動かない。
そういうタイプの人だ。
そもそもボクが『おくりびと』の助監督をやることになったのも、
このW氏との出会いがあったからだ。
数年前の年末、ボクは、その頃、後輩のCMコーディネートの会社を手伝っていた。
その後輩とW氏が知り合いだった。そのつながりで、
「ナガハマさん、滝田さんの助監督やってみない?」
と、ある日後輩に言われたのだった。
ボクは、もともと好きな映画監督とか、尊敬する映画監督なんていないのだが、滝田さんだけは別だった。
好きな監督であり、色んな意味で憧れの監督だった。
好きな。──というのは、作る作品が、ね。
中でも好きなのは、シャ乱Qの『演歌の花道』。
これを言うとみんな「なんで?他にももっとあるのに」という顔をするが、
乾いた感じの笑いがとてもいいのだ。
滝田洋二郎は、ギャグ映画を撮らせたらピカイチだとボクは勝手に思っている。
(滝田さん、すいません……苦笑)
だけど、ギャグ映画というのは、持論で申し訳ないが、
そもそも世の中を斜に見てなきゃ発想が出来ないし、
自らの中に骨太の主張がなければ、
ギャグなんて展開出来ないと思っている。
まぁ、その主張が、ボクが好きなタイプのものだったということだけなんだけど。
話が逸れた、もとい。
まぁ、そんな監督と仕事ができるというのは、
ボクにとって願ったり叶ったりなわけで、
しかし、くだらない自負もあった。
『ボクも一応映画カントクなんだよな……』
ってヤツね。
まったくくだらない自負だ。
結局、滝田さんと仕事が出来る!という魅力に、
そんなつまらない自負はすぐに崩れ去り、
恵比寿の居酒屋で、
ボクはW氏に、「是非、やらせて下さい」
と返事をしたのだった。
しかし……
このつまらない自負が、今思えばずーーーっと、ボクを苦しめるのだった。
今日はこの辺でw
気が向いたら続きを書いてみますww
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