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2009-01-24

『おくりびと』効果

昨日、映画『おくりびと』について書いたら、
普段は2、3人しか訪れないこのブログが大勢の方々で賑わったw
『おくりびと』様様だ(笑)

ちょっと面白いので、超個人的『おくりびと』米国アカデミー賞ノミネートお祝い記念として、
ボクが覚えている印象的な出来事を書いてみようと思う。

昨日、現場プロデューサーだったW氏に、電話した。
「おめでとうございます。(米国アカデミー賞)授賞式行くんですか?」
「行くよー。自腹で!」
「えぇぇえ!?自腹なんすか!?」
「そうだよー、自腹だよー。(招待枠が)2つ、3つしかないんだよー」
「うわぁ、大変だぁ」
W氏は、滝田監督が絶大なる信頼を置いている方である。
いつもちょっと眠そうな顔で自信なげなのだが、芯はとても頑固でテコでも動かない。
そういうタイプの人だ。

そもそもボクが『おくりびと』の助監督をやることになったのも、
このW氏との出会いがあったからだ。

数年前の年末、ボクは、その頃、後輩のCMコーディネートの会社を手伝っていた。
その後輩とW氏が知り合いだった。そのつながりで、
「ナガハマさん、滝田さんの助監督やってみない?」
と、ある日後輩に言われたのだった。

ボクは、もともと好きな映画監督とか、尊敬する映画監督なんていないのだが、滝田さんだけは別だった。

好きな監督であり、色んな意味で憧れの監督だった。

好きな。──というのは、作る作品が、ね。
中でも好きなのは、シャ乱Qの『演歌の花道』。
これを言うとみんな「なんで?他にももっとあるのに」という顔をするが、
乾いた感じの笑いがとてもいいのだ。
滝田洋二郎は、ギャグ映画を撮らせたらピカイチだとボクは勝手に思っている。
(滝田さん、すいません……苦笑)

だけど、ギャグ映画というのは、持論で申し訳ないが、
そもそも世の中を斜に見てなきゃ発想が出来ないし、
自らの中に骨太の主張がなければ、
ギャグなんて展開出来ないと思っている。

まぁ、その主張が、ボクが好きなタイプのものだったということだけなんだけど。

話が逸れた、もとい。

まぁ、そんな監督と仕事ができるというのは、
ボクにとって願ったり叶ったりなわけで、
しかし、くだらない自負もあった。

『ボクも一応映画カントクなんだよな……』

ってヤツね。

まったくくだらない自負だ。

結局、滝田さんと仕事が出来る!という魅力に、
そんなつまらない自負はすぐに崩れ去り、
恵比寿の居酒屋で、
ボクはW氏に、「是非、やらせて下さい」
と返事をしたのだった。

しかし……

このつまらない自負が、今思えばずーーーっと、ボクを苦しめるのだった。


今日はこの辺でw
気が向いたら続きを書いてみますww

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2009-01-23

映画『おくりびと』に思うこと。

最近、ちまたで話題になっている映画「おくりびと」。
数々の映画賞にすごいことになっている。

少々ご縁があってボクは、この作品のチーフ助監督をやった。
かなり光栄な仕事になった。

チーフ助監督とは、簡単に言ってしまえば、
俳優・ロケ場所などのスケジュールを組み合わせ、総合的に管理する役割だ。
撮影全体の現場的なことをコントロールする立場である。

つまり、監督業(クリエートするという意味で)とはおおよそかけ離れたものなのだが、
幸いにも「おくりびと」に関しては、何回めかの脚本打ち合わせから参加させていただき、
つたないながらもボクも意見を言わせてもらったりで、
その意見が多少なりとも反映された作品が、こうして数々の賞をいただいていることは、
人ごとながら、感無量だ。

こんなところで失礼しますが、
滝田さん、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。

あの作品に於いて、すっとこどっこいチーフだったかもしれませんが、
滝田さんと仕事出来たことは、ボクにとってやはりとても光栄なことであり、
学ぶことは多かったです。
あの仕事をしてよかったと思っています。

今さっき、テレビのワイドショーで本木さんの記者会見の模様を見た。
あの作品を撮っていたのは、随分前のことなので、
なんだかとても不思議な感じがした。

うーん……

どうもうまく書けないな……(苦笑)

まだまだボクにはあの作品に携わったということが、
自分とってどんなことだったのかということが、
消化出来てないらしい。

まぁ、なんつーか、そんなことはどうでもいいんだ……。


とにかくですね、

今は米国アカデミー賞の外国映画最優秀賞をとることを信じてお祈りしています。

ノミネートおめでとうございます!!

だけどアレだね。


助監督とはいえ、自分の名前が世界を駆け巡っているかと思うと、
ちょっと痛快だよねwww

監督してだったらもっといいけどw

うはははwww

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